うるしぬりたしろ
うるしを塗ります
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お椀の目印
お椀のメンテナンス問題、ここ暫く考えています。
漆も塗料。長く使っていれば劣化します。
そこで塗り直しをすると新品同様になり、また使い続けられます。

でもあんまり塗り直しは来ない。
大先輩にも聞いてみたけど、2%くらいしか来ないそう。
年齢とともに食生活や好みが変わるから、買い替えているのかもしれない。
あとはどのタイミングが塗り直しなのか、判断がつかないか。
そんな話を研修所の先輩としていたら、
どこに塗り直しを出せばいいのか分からないのかも?と先輩。
販売するときは名前入りの取り扱いのしおりを入れています。
でもそれも読んだら捨てちゃうことが多いですよね。
私もですが、修理塗り直しは自分のとこで作ったものだけとしている人が多く、
作者が分からないと窓口がない。
買ったお店が頼みの綱なんだけど、難しい場合もある。
同じお店で継続して扱ってもらっている場合、お店の人はすぐに作者が分かるけど、
単発の展示会だと数年経ってしまうとお店の人ですら分からないこともあるそうです。

お椀の裏に入れてるマーク、これは重要な手がかりになります。
マークはできれば変えないで、ずーっと同じの使った方がいいんだなと
今回のことで実感しました。
私のマークは「淳」です。


お知らせが遅くなりました。
今週土曜9月28日、D&DEPARTMENT東京店で金継ぎの対面受付をします。→
金継ぎの見本もあるので、修理したらどんなふうになるかイメージが湧くと思います。
その場で見積もり、仕上げの相談が出来ます。お気軽にどーぞ。
うーん、やっぱりいいや!というのも全然OKです。
そんなときはDで新しい器を買って帰るも良し。

そして9月26日から銀座松屋では手仕事直売所が始まります。→
浄法寺滴生舎ブースにお箸やお椀ブローチなど出しています。
私は30日は会場に居ます。
同じく松屋7階デザインギャラリーで開催中の浄法寺漆展にも出品しています。
てはじめ椀、東京でもデビューなのです。
そちらもぜひぜひ。

てはじめ椀
いわてのうるしが発刊されてもうすぐ1年です。

この本の企画で作ったまるんといわて椀。
チームを作って、わいわいと皆で作ったお椀です。
盛岡市内に住む8人の方+私+まちの編集室のチームです。
まちの編集室の木村さんとは事務所で何時間も話したし
日野明子さんはご自身が愛用されているお椀を沢山持ってきて、
みんなに「漆器は怖くない」と話してくれました。
詳しくはいわてのうるしに載っていますが、ここに載っている以外も
私の家に集まってご飯を食べながら相談したり、
個別に会って話をしたり、沢山の時間をチームで共有して作りました。

まるんと椀は数量限定の販売で、あっという間に予約が入って完売(さすがてくり!)
でもこれで終わりにするのはとても名残惜しく、
まちの編集室と相談して、同じかたちのものをスタイルを変えて作ることにしました。
新しい名前は「てはじめ椀」です。

まるんといわて椀は、オールいわての器というのがテーマでしたから
木地固めから目止めの下地作り、上塗りまで、
全工程で国産漆を使用しました。
そのため、お値段はちょっと高めでした。
てはじめ椀は価格のハードルをもうちょっと下げたいということで、
下塗りに中国産の漆を使用しました。仕上げの上塗りは浄法寺産の漆です。
色は朱と溜の2種類です。
下塗りが中国産になることで品質に変化があるかどうか、
そのあたりについては「いわてのうるし」をご参照下さい。

てはじめ椀は一般的な汁椀より気持ち大きめです。
だから具沢山のお味噌汁にぴったり。
味噌汁作るの面倒くさいと言う話をたまに聞きますが、
私はえー?というかんじ。
具があれこれ入ったお味噌汁とおむすびがあれば、お昼ご飯はオッケー。
去年はチームまるんといわて椀のメンバーの吉田さんのところで
一緒にお味噌を仕込んだので、My味噌だし!
あとてはじめ椀はスープにも合います。
手で持って直接口をつけて使う器、漆器の王様「椀」、
漆器のはじめの一歩はぜひ「てはじめ椀」からどうぞ。

てはじめ椀のお取り扱いはひめくりで始まっています。
是非手に取ってご覧下さいませ。

いわてのうるし、カバーを外すと違う写真!
知ってましたか?
私は持ち歩いてハードに読むので、割と最初に外しました。
あのカバー可愛いから、別に保存しました。ふふ。
まだ漆器は使ったこと無いという人、
漆器大好きという人、
それと漆器を販売している人、作っている人にお勧めの本です。

地域や人によって作り方は色々なので、他の地域のこういう本が
あったら読んでみたいなと思うのですが、あるのかな?














出張のこと
 この10日間は三日前のことが思い出せないような混乱の日々でした。
いろんなことがまとめて一気にあると、楽しいけど消化しきれず。
これからしばらくの間、反芻してじわじわ噛み締めたいと思います。

まず、いわてんど。
三日間ほど店頭でお手伝いしました。
お手伝いといってもレジを(モタモタと)打つくらい、
あとは相馬屋のパンを補充するのが私の業務でした。
嬉しかったのは、お客さんがみんな私の器もきちんと手に取って見てくれてたこと。
でもお客さんが自分の作った物を見てるときは、恥ずかしくて声をかけられませんでした。
ダメなわたし。
いわてんどは20日までやっています。
最終日はHolz平山氏、raum佳代ちゃん、お二人揃います。
ぜひどうぞ!
私は会期中ずっと見てたら木工の藤澤さんの箱がとても欲しくなりました。
あと自分のものだけどお椀ブローチ。じわじわと愛着が湧いてきました。
毎日着けてもいいくらい。
私がそれ着けてると「あ、うるしの人」と分かりやすくていいしね。
お椀ブローチは盛岡のブローチ番長ことhina店長さんをはじめ、盛岡ブローチ女子の皆様からアドバイスいただいて作りました。

そしてD&DEPARTMENT東京店での金継ぎワークショップの2回目。
1ヶ月前に1回目があり、宿題をやってきてもらって仕上げをしました。
皆さん優秀!
キレイに仕上げることが出来ました。
この企画は去年の冬からのもので、Dの有馬さんがあれこれ練って、
やっとこのかたちに決まって、それでも「これで本当に大丈夫かしら?」と
二人でドキドキしながらやりました。
もちろん反省点もありますが、これで良かったと思える内容と結果になったと思います。
受講生の方はホントに熱心で、最後の最後まで嬉しい質問攻めでした。

Dでの仕事のお楽しみ、それはケーキ!
ダイニングのケーキがとてもおいしい。
ケーキがおいしかったとスタッフの方に話したら、みんな口々に
「大山さんのケーキはクリームがおいしい」とか「ロールケーキが一番好き」とか、
お気に入りケーキの話になったのが面白かったです。
今度はシュークリームを食べたいです。

昨日夜行バスでもしかすると寝言を言ったかもしれません。
言葉になっていなければ、うなり声だったかも。
声を出したいのに声が出ない、動きたいのに動けない、
典型的なアレです。
沢山のことが混線気味なので今夜は早く寝ます。

いわてんど
明日からは渋谷ヒカリエ5Fクラフトビューロで出張Holz「いわてんど」が始まります。  
岩手の楽しいもの、沢山持っていくそうです。
私は今回は塗りものを少し出しています。
ぜひぜひ、おいで下さい。
ついでが無くても、ぜひ渋谷ヒカリエにどーぞ。
私も9、12、16日はお手伝いに行っています。
パッと見て漆を塗っている人と分かる目印をつけていくので、見かけたら声かけてください。