うるしぬりたしろ
うるしを塗ります
<< December 2017 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
<< 布博in東京 | main | jokogumo 金継ぎ教室 >>
全5回の教室で出来ること

東京方面で定期的な金継ぎ教室を始めて1年が経ちます。
この半年ずーっと考えてたのは、どこまでを目標にするかということ。

全5回の教室では、小さな欠けと簡単な割れを直す講座です。
金継ぎは初めてという方を対象にしています。ちょっとした欠けなら、
取れたボタンをつけ直すくらいの気軽さで直せるといいのにと思っていて、
この講座ではそれが身につくのが目標にしています。
初めての方が混乱しないように材料や手法は最小限にしてありますが、
簡単な直しは十分に出来るようになるはずです。
ただ金継ぎ教室に来る方は、技術を身に付けたいというより、
直したい器があるから来てるケースもあります。
難易度が高い器に取り組みたい要望もある。
こういうとき、この人これを直したいんだと分かると、
じゃあお手伝いしますからやってみましょうか?と言ってしまい、
私も受講生の方も苦労する、そしてイレギュラーな手法を使ったがため、
基本が混乱してしまったということがあり、凄く反省しました。

ヒビとかバラバラに壊れてパーツが細かいものとか、欠損部分が大きいものは、
ボタンつけどころか、ジャケットのそで丈を詰めるくらい難しいこと。
服なら迷わずお直しに出すと思う。
やっと覚えかけた漆のパテ作りもこんがらがっちゃうし、
使ったことない器具が必要な場合もある。
この講座が終わってから自分ひとりで直すとき、そこまで必要かな?と思うのです。
だったら難しいときはプロに頼むのもいいはず。

今年の下半期も現在教室をしている松庵文庫、jokogumo、
d47 design travel store、IZUMO[utsuwa]で教室を開催予定です。
4カ所とも初心者コースとなっています。

難しい器は自分で直すのを諦めなきゃならない訳ではないです。
初心者コース終了後、もう少し難しいことを取り組んでみたいという声もあり、
d47では単発で応用講座を不定期で開催しています。
他の教室でも初心者コース受講済みの方のコース開設を検討しています。
いずれにしても、まずはボタンつけマスターからです。